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マイベストトラック2022

かなーり久しぶりにこういうの作ってみました。だいぶ前にツイッターに投稿したのと同じものなんですが、やっぱりこういうのはブログ向きなのでは?ていうかこういうのこそここに載せなかったらこのブログの存在価値がいよいよ分からなくなるぞ?ってことで、しっかりブログ用にブラッシュアップして載せます!行くぞ自己満足~~~。

 

マイベストトラック2022

【Amazon.co.jp限定】Flow (通常盤)(特典:オリジナルクリアファイル(A4サイズ))

1位:Perfume「Flow」
(2022年3月9日発売/27thシングル表題曲)
公式サイト:https://www.perfume-web.jp/

Perfume、27枚目のシングル曲を1位にさせていただきました。久々のドラマ主題歌にしては随分と地味な曲だなぁ~と、最初は正直思ってしまったのですが、でも初聴き時から「売れないだろうけど長年ファンやってる人間ほど響く曲だこれ」っていう印象はすごくあった一曲でした。実際ヒットには至らなかったのですが、今年一年ずーっと「Flow」聴いてたなあって思います。2020年2月のP Cubedツアー以来、久々に参戦できたPLASMAツアーでは、この曲が1曲目を飾っていたのですが、360度ステージとはいえなんと最前列を引き当ててしまいまして…。とにかくあまりの神々しさにほとんど身動き一つ取れないまま涙をぽろぽろ流してしまいました…。音楽って良かったこともつらかったことも色んな出来事を一瞬で思い出すことのできるタイムカプセルのようなものだなって思ってるんですが、きっとこれからこの曲を聴く度に2022年の色んな出来事を思い出すんだろうなと思います。曲のことについてもう少し触れると、タイアップ先が「ファイトソング」というドラマだったのですが、この曲は「頑張れと言わない応援歌」っていう印象が強くて、「頑張らなくてもいいんだよ」ってそっと寄り添ってくれるような感覚が、今の自分にもコロナ禍を経た2022年の世相にもすごくしっくり来たような気がします。

(画像をクリックorタップで「Flow」のMVが視聴できます)

 

予測不能の1秒先も濁流みたいに愛してる 通常盤

2位:黒木渚「予測不能の1秒先も濁流みたいに愛してる」
(2022年4月20日発売/ベストアルバム収録曲)
公式サイト:https://kurokinagisa.com/

黒木渚、デビュー10周年を記念した初のベスト盤に収録された新曲。元々はバンド「黒木渚」としてデビューし、バンド活動を続けながら市役所に勤務していたものの、活動を上司に知られてしまったため市役所を退職し、バンド活動を継続するも、2013年末に突如バンドを解散しソロに転向。シンガーソングライターとして活動する一方、小説家としての顔を持つという異色の経歴の持ち主で、この楽曲と同名の小説も6月に発表しています。小説とリンクする部分もあるようなのですが、未読なのでそこは分からず…。楽曲に関してはマーチング調のリズムに乗せた軽快なポップロック。相変わらずなんで売れないんだろーって思うぐらいキャッチーな曲なんですが、2番でいきなり転調したり一筋縄ではいかない構成が何度聴いても飽きの来ないスパイスになっていて非常に痛快。ベスト盤リリース後の8月にそれまで所属していた事務所からの独立を発表し、フリーとなった黒木渚。実はメジャーデビューはしておらず、LastrumというかつてOfficial髭男dismやSEKAI NO OWARIあいみょんなども所属していたインディーズレーベル(兼事務所)に所属していて、そこからの独立ということで、より一層活動の幅が広がっていくのかなあと。独立後第一弾の新曲「独立上昇曲第一番」も自由なモードが爆発しているような一曲でした。来年の活動も楽しみ。

(画像をクリックorタップで「予測不能の1秒先も濁流みたいに愛してる」のMVが視聴できます)

 

【Amazon.co.jp限定】超天獄(天ver.)(CD)(スマプラ対応)(外付け特典:メガジャケ)

3位:大森靖子「TOBUTORI」
(2022年10月26日発売/6thアルバム収録曲)
公式サイト:https://oomoriseiko.info/

大森靖子、メジャー6枚目のアルバム『超天獄』収録曲。全13曲をsugarbeansがアレンジし、新曲11曲をすべて同じバンドメンバーでレコーディングという、これまでで一番統一感のある内容というか、良くも悪くも彼女のアルバムは毎回サウンドがちぐはぐというか、それが良い結果になったりそうでなかったり、ムラが激しい印象だったのですが、今回のアルバムは当然ながらサウンドの方向性が全部同じほうを向いているので最後まで安心して聴けるようなアルバムだなと思いました。特にMVも作られたこの「TOBUTORI」はアルバムの中でも突出している名曲。メロディも歌詞もキレッキレで一度聴いただけで口ずさめてしまうぐらいキャッチー。そんなメロディなのに「言っちゃいけない言葉を安く使ったら いつか 本当に傷ついてきた人が鼻で微笑う いつか」とか歌詞が本当に相変わらず素晴らしくて、大森靖子はやっぱり大森靖子だな…と。誰にも超えられないし、誰にも真似できない、唯一無二の存在。だからこそ「超歌手」を名乗れるのは彼女だけなのだなと。

(画像をクリックorタップで「TOBUTORI」のMVが視聴できます)

 

SOFTLY (通常盤)

4位:山下達郎「LOVE'S ON FIRE」
(2022年6月22日発売/14thアルバム収録曲)
公式サイト:https://tatsuro.co.jp/

山下達郎、14枚目のアルバム『SOFTLY』収録曲。前作から実に11年ぶりのアルバムということで、リリースが発表された時からようやく来たか…!という印象でいっぱいだったのですが、いざアルバムが届いて聴いてみるとその期待を遥かに上回る出来で圧倒されました。1990年代に入ってからはアルバムのリリースペースが6~7年に1枚となっており、この『SOFTLY』で遂に間隔が10年を超えてしまったので、ご本人の年齢(69歳)を考えるともしかするとこのアルバムがオリジナルとしてはキャリア最後のものになるのかなあ、という気がしないでもないです。ラストが「REBORN」っていうのもこれ以上ないほど相応しい感じがしますし。で、この「LOVE'S ON FIRE」ですが、アルバムの実質1曲目を飾るディスコ調のナンバー。リード曲にもなっていてMVも制作されています。先にも書いた通り、69歳のベテラン歌手の楽曲なのかこれはというぐらい若々しさと瑞々しさにあふれる一曲で、長きにわたり老若男女から支持される所以はここにありってことなのかなあと。2019年以来、3年ぶりのツアーにも無事参戦することができましたが(2018年、2019年、2022年で3年ぶり3度目の参戦)、さすがにこの曲は披露していませんでしたが、相変わらず年齢を感じさせない圧倒的なパフォーマンスでした…。次のツアーも行けたらいいなあ。

(画像をクリックorタップで「LOVE'S ON FIRE」のMVが視聴できます)

 

PLASMA (通常盤)(特典:なし)

5位:PerfumeSpinning World
(2022年7月27日発売/8thアルバム収録曲)
公式サイト:https://www.perfume-web.jp/

Perfume、8枚目のアルバム『PLASMA』収録曲。こちらも上の達郎さんほどではないですが、前作から4年ぶりということでやっとか…!でした。が、蓋を開けてみると新曲が僅か4曲(うち1曲はオープニングのインスト)というのはかなりがっかりでしたが…。ただ、アルバム全曲通して聴いてみるとものすごく統一感があって一気に最後まで聴けるような内容だったので結果的に満足度は高かったですね。「Spinning World」はMVも制作されたリード曲で、年末の音楽特番でもこの曲を披露しているようですね。ヒップホップ調のリズムが印象的で、ダンスにもその要素が取り入れられていて、Perfumeの新機軸を思わせるような一曲。アルバムのリード曲でここまでクールさを全面に押し出したのは『LEVEL3』の「1mm」以来な気がします。奇しくも今回のアルバムも「固体・液体・気体に次ぐ物質の第4の状態=プラズマに突入したPerfume」というような分かるようでよく分からないような触れ込みだったので、とにかくLEVEL4に突入したってことなんでしょうね。上にも書いた通り「PLASMA」ツアーよかったですし、来年以降の活動が早くも楽しみです。

(画像をクリックorタップで「Spinning World」のMVが視聴できます)

 

予測不能の1秒先も濁流みたいに愛してる 通常盤

6位:黒木渚「V.I.P.」
(2022年4月20日発売/ベストアルバム収録曲)
公式サイト:https://kurokinagisa.com/

黒木渚、初のベスト盤に収録された楽曲。こゑだというシンガーソングライターの方に2020年に提供した楽曲のセルフカバーのようなんですが、ベスト盤で初めて聴いて、そのタイミングで原曲も聴いてみたのですが、原曲とほぼ同じアレンジでのセルフカバーとなっているようです(微妙に黒木渚版のほうがロック色強めの演奏になっているように聴こえる)。BPM速めの軽快なロックチューンなのですが、歌詞がとにかく良くて、「グラスに注がれたあたしの夕方を あなたが飲み干して 夜 夜 夜」とか「あの子もこの子もみんなキュートで くよくよ悩んでる暇はない」とか、飲みに行くとき一時期ずっとこればっかり聴いていました…。間奏の拡声器を使った掛け合いのとこはライブで絶対盛り上がりそう。なぜか後ろでこっそり「白線の内側までお下がりください」って言ってるとこがツボです。

 

【Amazon.co.jp限定】ukabubaku (通常盤)(特典:メガジャケ付)

7位:パスピエ「4×4」
(2022年12月7日発売/8thアルバム収録曲)
公式サイト:http://passepied.info/

元々は6月8日に配信限定シングルとしてリリースされた楽曲ですが、便宜上ここではアルバム曲という扱いにしています。この曲を聴いて「あ、最近のパスピエ、いい感じになってない…?!」って思ったのを覚えてます。ここ数年のパスピエは元々あったキャッチーさが鳴りを潜めすぎた結果、難解さばかりが目立ちすぎていたというか、なんかすごいことやってるんだろうけど肝心の曲がまったくキャッチーじゃないせいで印象に残らない…!ってことが多かったんですが、この曲は久々に一発でガツンとくるようなインパクトとキャッチーさがあって心を掴まれました。アルバム『ukabubaku』も配信限定曲7曲に新曲4曲をプラスという、最近のサブスク全盛の時代ならではな構成になってしまっていますが、新曲出る度に欠かさず聴いていたほどずっと追っかけてたわけではないので、満足度は非常に高かったです。

(画像をクリックorタップで「4×4」のLyric Videoが視聴できます)

 

PLASMA (通常盤)(特典:なし)

8位:Perfume「ハテナビト」
(2022年7月27日発売/8thアルバム収録曲)
公式サイト:https://www.perfume-web.jp/

Perfume、8枚目のアルバム『PLASMA』収録曲。初解禁となった新曲4曲(実質3曲)の中ではファン人気が一番高い曲だったように思います。一聴しただけですぐにPerfumeだな~と分かるような、キュートなサウンドとキャッチーなメロディ、間奏でちょっとピコピコサウンドになって、あ~Perfumeだわ~ってなるこの感じ。非常に聴いていて安心できます。ライブでもこの曲が始まった瞬間、3人が天使のように見えて会場中が天国のような雰囲気に一変していました。決してゆったりとした曲ではないですし、キックもスネアも結構ソリッドな音だったりするんですが、3人の歌声が入ってくることでヒーリングミュージックのように変わるのが不思議。前々から度々言ってることなんですが、Perfumeの魅力ってなんだかんだでメンバーそれぞれの歌声が1つに合わさったときの歌声だと思うんですよね。たぶん「VOICE」を全編ユニゾンにしたヤスタカもそう思っているはず。

(画像をクリックorタップで「ハテナビト」のLyric Videoが視聴できます)

 

ネオン

9位:水曜日のカンパネラエジソン
(2022年5月25日発売/1st配信限定EP収録曲)
公式サイト:http://www.wed-camp.com/

昨年9月に初代ボーカル・コムアイが脱退し、同時に2代目ボーカル・詩羽が加入した水曜日のカンパネラ。この楽曲も7位のパスピエ「4×4」と同じく、元々は2月25日に配信限定シングル「招き猫 / エジソン」の収録曲としてリリースされた楽曲ですが、便宜上ここではアルバム曲という扱いにしています。なんか夏ぐらいからじわじわとTikTokでバズり始めて、最終的には今年を代表するバズりソングになってて、ほんと何がバズるか分からん世の中になったもんだ…と思います。にしても初代水カンで「桃太郎」をバズらせ、2代目でも即「エジソン」をバズらせるケンモチヒデフミってやっぱり天才すぎるのでは…。全盛期の篠原ともえを思わせるような奇抜な見た目で「踊る暇があったら発明してえ」というなんとも力の抜けるようなことを歌う詩羽のキャッチーすぎるキャラクター性、どこをとっても一度で目にも耳にも焼き付くインパクトの大きさよ。こないだ「有吉ゼミでトム・ブラウンのみちおが真似してて、その次の日には「イッテQ」でやしろ優が真似してるのを見たので、ほんとに今年バズりまくったんだなと実感…。

(画像をクリックorタップで「エジソン」のMVが視聴できます)

 

【Amazon.co.jp限定】超天獄(天ver.)(CD)(スマプラ対応)(外付け特典:メガジャケ)

10位:大森靖子「前説ADvance」
(2022年10月26日発売/6thアルバム収録曲)
公式サイト:https://oomoriseiko.info/

この楽曲も元々は8月31日に配信限定シングルとしてリリースされたものですが、例によって便宜上ここではアルバム曲という扱いにしています。「街録ch」の三谷三四郎ディレクターと2度目のタッグを組んだ楽曲(1度目は2021年リリースの「Rude」)。三谷三四郎氏が大森さんのライブの前説で歌うために作った曲ということなんですが、そもそもこの方をご存じでない方には何がなにやらって感じだと思うので一応説明しておくと、いいとものテレフォンショッキングに天海祐希さんが出演した際に携帯のアラームを鳴らしてしまったあの有名な方です。今は「街録ch」というYouTubeチャンネルの動画を制作されているんですが、その主題歌「Rude」を歌ったことから今回またタッグを組んだようです。前説・ADというテーマをうまく曲に落とし込みつつ、すべての人間を鼓舞するような人間讃歌に仕上げているのはさすが大森靖子…といったところ。1サビ終わりにいいとものテーマソング風のメロディをぶっこんでくる遊び心が楽しい。MVも靖子さんが敬愛する森三中大島美幸さんや、坂上忍さん等も登場していて超豪華です。

(画像をクリックorタップで「前説ADvance」のMVが視聴できます)

 

ネオン

11位:水曜日のカンパネラ一寸法師
(2022年5月25日発売/1st配信限定EP収録曲)
公式サイト:http://www.wed-camp.com/

 

BADモード (通常盤)

12位:宇多田ヒカル「BADモード」
(2022年1月19日発売/6thアルバム収録曲)
公式サイト:https://www.utadahikaru.jp/

(画像をクリックorタップで「BADモード」のMVが視聴できます)

 

【Amazon.co.jp限定】超天獄(天ver.)(CD)(スマプラ対応)(外付け特典:メガジャケ)

13位:大森靖子「VAIDOKU」
(2022年10月26日発売/6thアルバム収録曲)
公式サイト:https://oomoriseiko.info/

(画像をクリックorタップで「VAIDOKU」のMVが視聴できます)

 

【Amazon.co.jp限定】ukabubaku (通常盤)(特典:メガジャケ付)

14位:パスピエ「微熱」
(2022年12月7日発売/8thアルバム収録曲)
公式サイト:http://passepied.info/

(画像をクリックorタップで「微熱」のLyric Videoが視聴できます)

 

SOFTLY (通常盤)

15位:山下達郎「YOU」
(2022年6月22日発売/14thアルバム収録曲)
公式サイト:https://tatsuro.co.jp/

 

まるごと

16位:CHAI「まるごと」
(2022年1月12日配信/2023年1月18日発売予定EP収録曲)
公式サイト:https://chai-band.com/

(画像をクリックorタップで「まるごと」のMVが視聴できます)

 

メトロパルス (初回限定盤) (特典なし)

17位:CAPSULE「ギヴ・ミー・ア・ライド」
(2022年12月14日発売/16thアルバム収録曲)
公式サイト:https://www.capsule-official.com/

(画像をクリックorタップで「ギヴ・ミー・ア・ライド」のMVが視聴できます)

 

ネオン

18位:水曜日のカンパネラ「招き猫」
(2022年5月25日発売/1st配信限定EP収録曲)
公式サイト:http://www.wed-camp.com/

(画像をクリックorタップで「招き猫」のMVが視聴できます)

 

HOMEBASE

19位:電気グルーヴ「HOMEBASE」
(2022年8月29日配信/配信限定シングル)
公式サイト:https://www.denkigroove.com/

(画像をクリックorタップで「HOMEBASE」のMVが視聴できます)

 

夢のはなし

20位:CHAI「夢のはなし」
(2022年8月3日配信/2023年1月18日発売予定EP収録曲)
公式サイト:https://chai-band.com/

(画像をクリックorタップで「夢のはなし」のMVが視聴できます)

 

マイベストアルバム2022

PLASMA (通常盤)(特典:なし)

1位:Perfume『PLASMA』

ネオン

2位:水曜日のカンパネラ『ネオン』

SOFTLY (通常盤)

3位:山下達郎『SOFTLY』

【Amazon.co.jp限定】超天獄(天ver.)(CD)(スマプラ対応)(外付け特典:メガジャケ)

4位:大森靖子『超天獄

【Amazon.co.jp限定】ukabubaku (通常盤)(特典:メガジャケ付)

5位:パスピエ『ukabubaku』

BADモード (通常盤)

6位:宇多田ヒカル『BADモード』

メトロパルス (初回限定盤) (特典なし)

7位:CAPSULE『メトロパルス』